2010年6月30日水曜日

オランダ対日本

1 - 0





1次リーグでグループEの日本は、今月14日の初戦でカメルーンに1対0で勝ち、同じく初戦でデンマークに2対0で勝ったオランダとダーバンにあるダーバンスタジアムで日本時間の19日午後8時半から対戦しました。


試合はオランダが得意のパスワークでボールを支配して、攻撃を仕掛けましたが、日本は落ち着いた組織的な守りで対抗しました。


日本はオランダの司令塔のスナイデル選手を徹底的にマークして、チャンスを作らせず、次第に攻勢に転じました。


32分には初めてのセットプレーから遠藤保仁選手のフリーキックに本田圭佑選手が頭で合わせましたが、シュートはクロスバーの上に外れました。


さらに35分のフリーキックにはオランダの高さに負けず闘莉王選手がヘディングシュートにまで持ち込むなど、日本はリズムに乗った攻撃を続けました。


前半のシュートは日本が5本とオランダの3本を上回り、前半はともに無得点で折り返しました。


後半8分、日本は警戒していたスナイデル選手に強烈なミドルシュートを打たれ、キーパーの川島永嗣選手が弾きましたが、ゴールを決められて、1点を先制されました。



日本は19分に今大会初めて司令塔の中村俊輔選手を投入、その後もフォワードの岡崎慎司選手と玉田圭司選手を入れて攻撃陣を増やし、懸命に反撃しました。


そして試合終了直前には前線へのロングボールをつないで岡崎選手がいい形でシュートを打ちましたが、バーの上に外れました。


日本はオランダの9本を上回る10本のシュートを浴びせながらゴールを奪えず、1対0で惜しくも敗れ、通算1勝1敗になり、勝ち点は3のままです。


オランダは2連勝で勝ち点を6に伸ばしました。

2010年6月23日水曜日

日本対カメルーン




1 - 0



スタジアムは標高1400メートルの高地にあり、気温13度のコンディションの中、前半は両チームとも守りを意識した慎重な試合運びで進みました。

そして39分、日本は右サイドから松井大輔選手がゴール前に絶妙なクロスボールを入れ、これを本田圭佑選手が得意の左足で落ち着いて決め、日本は本田選手のワールドカップ初ゴールで待望の先制点を奪いました。

日本は後半、カメルーンの猛反撃を受け、終盤はゴール前に釘づけにされるピンチが続きました。

しかし日本は最後まで集中力を切らさず、体を張った守りで1点を守りきり、そのまま1対0で勝ち抜き、貴重な勝ち点3をつかみました。