1 - 0
1次リーグでグループEの日本は、今月14日の初戦でカメルーンに1対0で勝ち、同じく初戦でデンマークに2対0で勝ったオランダとダーバンにあるダーバンスタジアムで日本時間の19日午後8時半から対戦しました。
試合はオランダが得意のパスワークでボールを支配して、攻撃を仕掛けましたが、日本は落ち着いた組織的な守りで対抗しました。
日本はオランダの司令塔のスナイデル選手を徹底的にマークして、チャンスを作らせず、次第に攻勢に転じました。
32分には初めてのセットプレーから遠藤保仁選手のフリーキックに本田圭佑選手が頭で合わせましたが、シュートはクロスバーの上に外れました。
さらに35分のフリーキックにはオランダの高さに負けず闘莉王選手がヘディングシュートにまで持ち込むなど、日本はリズムに乗った攻撃を続けました。
前半のシュートは日本が5本とオランダの3本を上回り、前半はともに無得点で折り返しました。
後半8分、日本は警戒していたスナイデル選手に強烈なミドルシュートを打たれ、キーパーの川島永嗣選手が弾きましたが、ゴールを決められて、1点を先制されました。
日本は19分に今大会初めて司令塔の中村俊輔選手を投入、その後もフォワードの岡崎慎司選手と玉田圭司選手を入れて攻撃陣を増やし、懸命に反撃しました。
そして試合終了直前には前線へのロングボールをつないで岡崎選手がいい形でシュートを打ちましたが、バーの上に外れました。
日本はオランダの9本を上回る10本のシュートを浴びせながらゴールを奪えず、1対0で惜しくも敗れ、通算1勝1敗になり、勝ち点は3のままです。
オランダは2連勝で勝ち点を6に伸ばしました。
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